
冬休みを利用して、梅野木ホームさんへ短期ボランティアとして参加させていただきました。私は梅野木さんに参加するまで、介護の世界とは無縁で、知識も全くありませんでした 。11日間というとても短い間でしたが、ただ冬休みをボーっと過ごしていたかもしれないと考えれば、とても充実した意義のある時間でした。最初の数日は利用者さんの名前と特徴、仕事など覚えることでいっぱいいっぱいでしたが、スタッフの皆さんに助けていただき、毎日少しずつできることやれることが増えていきました。

私の主な役割は利用者さんと見守りながらコミュニケーションを取り、できる範囲でのワーカーさんのお手伝いをすることでした。最初の方は戸惑いながらでしたが、利用者さんも私の名前を覚えてくださったりいろいろ話してくれるようになり、とても楽しみながらできました。私より4倍も5倍も生きている人と過ごす時間はとても楽しかったし新鮮でした。やはり感情が定まっていなかったり調子が悪かったりしている方もいましたが、毎日毎分が全く違って、それもまた良い経験になりました。

私が一番驚いたのは、梅野木スタッフさんと利用者さんとの信頼関係の厚さです。私のような初心者にとっては、真面目に真剣に捉えてしまいそうなことを、スタッフさんは笑い飛ばしたり、突っ込んだり、時にはにらみつけたり(笑) 。梅野木ホームさんは一つのグループとして、一つの家族として成り立っていました。クリスマスパーティーでは利用者さんファミリーの方から普通では考えられないようなプレゼントをたくさんもらっていてご家族の方からもとても信頼されて愛されてるんだなと実感しました。車とか洗濯機はもうプレゼントの域を超えてるように私は感じました(笑)。

今まで関わることのなかった介護の現場にこのように少しでも参加することができ、今回の機会をとても嬉しく思います。部屋の手配や日程の調整などをしてくださって本当に感謝しています。ありがとうございました。食事も旬やイベントを踏まえた献立で、毎日毎日とても美味しかったです。キッチンスタッフの皆さん、ごちそうさまでした。他の全てのスタッフの方々にもこの場をかりてお礼を言わせていただきます。ありがとうございました。また来るね、とおじいちゃんおばあちゃんにも約束したので、また機会があれば立ち寄らせてもらうと思うので、その時はまたよろしくお願いします。