

今回の研修の中盤あたりから、ご利用者様とのコミュニケーションがうまく取れないことで悩みました。職員の皆さんはとても円滑にご利用者様とコミュニケートしておられました。それはご利用者様のことを正確によく理解しているからなのではないでしょうか。
申し送りの際にお一人お一人状況について事細かに説明している姿を見て、そう考えました。
この問題は現在も悩んでいるところですが、それが私がSTになるのにとても重大なことであると認識しています。今後臨床実習に出たときに再びぶつかることになる壁になると考えるからです。研修中のブログの生地にも書きましたが、この壁を打破するにはやはり幅の広い知識を深い専門知識、そして経験が必要なのではないでしょうか。


今回研修に参加して高齢者介護の現実を見学させていただいただけでなく、ご利用者の皆様を接しながら新たな刺激を受け、以前にもまして言語聴覚士に興味を持っています。
また、目は口ほどにものを言うといいますが、話をしているときの表情は言葉以上に重要であります。うまくお話できなくても相手の表情をみて気持ちを受け取ることもできますし、こちらの思いを伝えることができるからです。ご利用者様が笑顔であれば不思議と私も嬉しい気持ちが湧いてきました。


今回の研修に参加し、得たものは本当に貴重な経験です。
2週間という短い期間でしたがこの研修に参加し、様々な刺激を受けた私は、それ以前と比べ確かに成長できたのではないでしょうか。
2週間研修させていただきありがとうございました。