ある男性利用者の3人娘
自宅で父の介護をするのは無理だと判断したのです

           私達の父は2年の闘病の末、奇跡的に大動脈瘤から回復しました。しかし、そう思ったのも束の間、今年の4月に脳血栓になったのです。病院のベッドに横たわる父は弱々しく、時に混乱し、落胆していました。私達の知っている元気で陽気な父はそこにいませんでした。それを見た母や私達娘は、退院しても自宅で父の介護をするのは無理だと判断したのです。 

最初に私達が問い合わせたのはヘイワードにある介護ホームでした。そこの担当者と知り合いだったからです。でも、そこは満所で父の退院後に受け入れられる部屋がないということでした。意気消沈しているところに梅野木ホームの評判を聞きました。そこで梅野木ホームに連絡を取り、責任者の伊藤さんと約束を取り付けたのです。

 幸い梅野木ホームには空き部屋がありました。しかし父はあまりに弱っており、正看護師がいる梅野木ホームでも十分なケアができるか分からないと言われたのです。私達は藁にもすがる思いでした。毎日家族が交代で父の手伝いをする事を条件に、何とか2週間梅野木ホームで様子を見てもらうことになりました。そして2週間後、ようやく利用者として受け入れてもらうこととなったのです。

父は見違えるように回復してゆきました

          梅野木ホームに入所後、父は見違えるように回復してゆきました。数ヶ月前に病院で見た父とはまるで別人のようです。もちろん脳血栓の後遺症はあります。アルツハイマー病の影響もあります。しかし父の笑顔、こっそり見せるウインク、そして冗談も昔と変わらず私達家族が愛した父のままです。

私達は梅野木ホームで介護の大変さを目の当たりにしました。介護には途方もない忍耐力と気力が必要だと知りました。梅野木ホームの献身的なスタッフの皆様には本当に感謝しています。有難うございます!